2025年8月26日(火)に、大学病院にて吉祥女子中学?高等学校との高大連携プログラムを実施し、医学部進学を目指す中学3年生~高校3年生12名が参加しました。プログラム内容は、以下の通りです。
?プログラム内容?
?手術室見学
?医療体験学習
?若手女性医師への質問
?協力?
大学病院
耳鼻咽喉科?頭頸部外科 塚原 清彰 主任教授
救命救急センター 内田 康太郎 講師
シミュレーションセンター 阿部 幸恵 教授、冷水 育 助教、松本 恵 看護師
耳鼻咽喉科?頭頸部外科、皮膚科および消化器内科の医局スタッフ
法人企画部広報?社会連携推進室
はじめに、塚原先生、内田先生による手術室見学が行われました。生徒たちは術衣に着替えて手術室の中へ入り、頭頸部外科の3D外視鏡手術や心臓血管外科の手術、また産婦人科のダヴィンチ手術を、先生の説明を受けながら間近で見学しました。
続いて、シミュレーションセンターへ移動し、医療体験学習を行いました。内田先生から気管挿管を、冷水先生から高機能シミュレータを用いた診療方法を学びました。また医局スタッフ指導のもと皮膚の縫合やエコー検査を体験しました。
最後に生徒たちからの質問に対して、塚原先生と若手女性医師の先生方が回答しました。医師を志したきっかけや医療職の魅力、AI技術の発達による外科手術の今後についてなど質問は多岐にわたり、生徒たちは熱心に耳を傾けて聞いていました。
参加した生徒たちからは、「実際の医療現場の真剣さを目の当たりにし、医師という職業の責任の重さを改めて感じた」「縫合や気管挿管を実際に体験したことで、緊急時も冷静に素早く処置されている医師の技術力の高さを実感した」「貴重な体験ができた。この経験を通して、より一層医療関係の仕事に就きたいと実感できた」といった感想をいただきました。
多くの教職員の協力により、医療職の魅力が伝えられ、盛況のうちに終了することができました。今後も引き続き、高大連携を深めるための取り組みを行ってまいります。
(アドミッションセンター)